気持ちがラクになる絵本3冊|よしよしよしおさん・こまったときのねこおどり・おこりんぼオバケ
公開日:2026.10.24 / 更新日:2026.10.30

子どもが泣きやまない日、思いどおりにいかなくて怒ってしまう日、親のほうが疲れて余裕がない日。そんな日は、1冊の絵本が、親子の気持ちをふっと軽くしてくれることがあります。教訓を押しつけるのではなく、くすっと笑えたり、いっしょに深呼吸できたりする絵本なら、読み終わるころには、部屋の空気が少しやわらかくなっているはずです。この記事では、気持ちがラクになる絵本を3冊紹介します。TikTokで絵本を紹介しているehonrinさんの投稿から選びました。
もくじ
この記事の結論
- 親子でくすっと笑いたいなら、『よしよしよしおさん』。困っている人を「よしよし」するおじさんの、奇想天外なお話です。
- うまくいかない日が続いているなら、『こまったときのねこおどり』。失敗ばかりのねこが主人公の、いとうひろしさんの絵本です。
- 怒った気持ちを落ち着けたいなら、『おこりんぼオバケ』。深呼吸でにっこりを取り戻す、読み聞かせ絵本です。
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気持ちがラクになる絵本の選び方
1. 笑えるかどうかで選ぶ
気持ちが張りつめているときは、まず笑うことがいちばんの薬です。ストーリーに意外な展開があったり、くり返しの言葉が楽しかったりする絵本は、親子で自然に笑顔になれます。
2. 子どもの年齢に合わせる
3〜4歳くらいなら、短くてくり返しのある絵本、5〜6歳くらいなら、少しストーリー性のある絵本が楽しめます。対象年齢は、あくまで目安として考えましょう。
3. 親が読みたいと思えるか
読み聞かせは、読む大人が楽しんでいると、子どもにもその気持ちが伝わります。親自身がほっとできる絵本を選ぶのも、大切なポイントです。
4. まねできる言葉や動きがあるか
おまじないの言葉や、深呼吸のような動きが出てくる絵本は、読み終わったあとも、毎日の暮らしの中でまねして使えます。
くすっと笑って、ほっとする
よしよしよしおさん
『よしよしよしおさん』は、おおのたろうさんの絵本で、ポプラ社から出ています。主人公のよしおさんは、「よしよしする」ことが仕事という、ちょっとふしぎなおじさんです。
けんかをする子どもたち、迷子の女の子、財布をなくしたおじさんなど、困っている人たちのところへやってきたよしおさんは、「よしよしよしお よしよしよし」と唱えながら頭をなでます。すると、思いもよらない方法で、問題が解決していくのです。読み終わったあと、自分までよしよしされたような気分になれる1冊。続編の『ごしごしごしおさん』もあります。
- 作:おおのたろう
- 出版社:ポプラ社(ポプラ社の絵本)
- ページ数:32ページ
向いている人:親子で笑える絵本を探している人、意外な展開が好きな子。
よしよしよしおさん (ポプラ社の絵本 84)
うまくいかない日に寄りそう
こまったときのねこおどり
『こまったときのねこおどり』は、『おさるのまいにち』などで知られる、いとうひろしさんの絵本です。主人公のねこさんは、なにをやってもついていなくて、失敗ばかりしています。
そんなねこさんが、困ったときにどうするのか。いとうひろしさんらしい、とぼけた味わいのある絵と言葉で、うまくいかない毎日を、ちょっとだけ笑い飛ばしたくなるお話です。子どもだけでなく、がんばりすぎている大人の心にも、じんわり届きます。
- 作:いとうひろし
- 出版社:ポプラ社(いとうひろしの本)
- ページ数:32ページ
向いている人:失敗して落ちこんでいる子、肩の力を抜きたい大人。
こまったときのねこおどり (いとうひろしの本)
怒った気持ちを落ち着ける
おこりんぼオバケ
『おこりんぼオバケ』は、怒った気持ちを、深呼吸で落ち着けることをテーマにした読み聞かせ絵本です。副題にある「すー、はー、にっこりさん」は、息を吸って、吐いて、にっこりするという、子どもでもまねしやすい合言葉になっています。
怒りの気持ちを「オバケ」にたとえているので、子どもは自分の気持ちを客観的に見やすくなります。かんしゃくを起こしたときに、「すー、はー、にっこりさん、やってみようか」と声をかけるきっかけにもなる1冊です。対象は3歳から6歳くらいです。
- シリーズ:ちいさなゆうきえほん
- テーマ:怒りの気持ちとの付き合い方
- 対象年齢:3〜6歳くらい
向いている人:かんしゃくを起こしやすい子、気持ちの切り替えが苦手な子。
おこりんぼオバケ: 「すー、はー、にっこりさん」で げんきになる よみきかせ絵本(3歳 4歳 5歳 6歳) ちいさなゆうきえほん
3冊を比較
| こんな日に | 絵本 | 特徴 |
|---|---|---|
| 笑いたい日 | よしよしよしおさん | 奇想天外な解決、おまじないの言葉 |
| うまくいかない日 | こまったときのねこおどり | 失敗ばかりのねこ、とぼけた味わい |
| 怒ってしまった日 | おこりんぼオバケ | 深呼吸の合言葉、3〜6歳 |
最新の価格は、各商品のカードからチェックできます。
気持ちがラクになる読み聞かせのコツ
上手に読もうとしない
読み聞かせは、声色を変えたり、感情をこめたりしなくても大丈夫です。ゆっくり、ふつうに読むだけで、子どもは絵本の世界に入っていけます。
子どもの反応を待つ
ページをめくる前に、少し間を取ると、子どもが絵をじっくり見たり、話しかけてきたりします。そのやり取りも、読み聞かせの楽しみです。
お気に入りは何度でも読む
同じ絵本を何度も読んでとせがまれたら、それは安心できる1冊を見つけたしるしです。くり返し読むことで、言葉や気持ちが子どもの中に根づいていきます。
親が疲れている日は短い本で
毎日長い絵本を読む必要はありません。疲れている日は、短い1冊をいっしょに眺めるだけでも、十分に心が通い合います。
よくある質問
何歳から読める?
3冊とも、3歳ごろから楽しめます。『よしよしよしおさん』や『こまったときのねこおどり』は、小学生や大人が読んでも、ユーモアを味わえます。
子どもが怒っているときに読んでもいい?
怒りのまっただ中では、絵本を聞く余裕がないこともあります。少し落ち着いてから、「さっきのオバケ、こんな感じだったね」と振り返るように読むのがおすすめです。
プレゼントにも向いている?
出産祝いや誕生日の贈り物にもぴったりです。とくに『よしよしよしおさん』は、親子で笑える1冊として喜ばれます。
あわせて読みたい
笑ったり、深呼吸したり、失敗を笑い飛ばしたり。気持ちがラクになる絵本を、親子の毎日にそっと置いておいてください。TikTokで見かけて気になった1冊から、今夜の読み聞かせを始めてみてください。
参考にした情報
- ポプラ社公式サイト(よしよしよしおさん)
- ポプラ社公式サイト(こまったときのねこおどり)
- 販売ページ(おこりんぼオバケ)
仕様・素材・サイズなどは上記の公式情報や販売ページで確認しています。価格は変わるため本文には書かず、各商品のカードから確認できます。