メニューを開く

中学生・高校生の子どもに本を好きになってほしい親へ|スマホを置いて夢中になれる、10代におすすめの小説6選

公開日:2026.11.06 / 更新日:2026.11.06カテゴリー:読書・ホビー目的別:学びたい

中学生・高校生の子どもに本を好きになってほしい親へ|スマホを置いて夢中になれる、10代におすすめの小説6選

この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

中学生・高校生になって、子どもが本を読む時間がめっきり減った。スマホばかり見ているけれど、本を好きになるきっかけを作ってあげたい。そう思っても、親が好きな本をすすめると、なかなか手に取ってもらえないこともあります。

TikTokで小説を紹介しているけんごさん(@kengo_book)は、伊坂幸太郎さんの『逆ソクラテス』や三浦しをんさんの『舟を編む』などを紹介していました。この記事では、中高生の子どもに渡したい、読み始めたら止まらない小説を6冊選びました。

この記事の結論

  • 読書が苦手な子の1冊目なら、短編集の『逆ソクラテス』
  • ミステリーが好きなら『冷たい校舎の時は止まる』
  • 部活に打ち込んでいる子には『風が強く吹いている』
  • 受験を控えた子と親で読むなら『金の角持つ子どもたち』

10代の子どもに渡す小説の選び方

主人公が子どもと近い年代か

自分と同じくらいの年代の主人公なら、学校や友だち関係の悩みに共感しやすく、物語に入り込みやすくなります。

短編か、長編か

読書に慣れていない子には、1話ずつ区切りのいい短編集がおすすめです。長い物語を楽しめる子には、シリーズものや上下巻の作品も喜ばれます。

子どもの好きなジャンルに合わせる

部活に打ち込んでいるならスポーツ、謎解きが好きならミステリーなど、好きなことにつながるジャンルを選ぶと、自分から読み進めやすくなります。

中高生が夢中になれる小説6選

01|逆ソクラテス(伊坂幸太郎)|読書が苦手な子の1冊目に

伊坂幸太郎さんの、子どもたちが主人公の短編集です。

大人の思い込みや決めつけに、子どもたちが知恵と勇気で立ち向かう物語が収められています。1話ずつ読めるので、読書に慣れていない子でも最後まで読みやすいです。

読み終わったあと、「自分ならどうするかな」と考えたくなる1冊です。

  • 短編集
  • 集英社文庫
  • 子どもが主人公

02|冷たい校舎の時は止まる(辻村深月)|ミステリー好きの子に

辻村深月さんのデビュー作で、上下巻の長編ミステリーです。

雪の日、高校の校舎に閉じ込められた8人の生徒たち。学園祭で亡くなったクラスメイトがいたはずなのに、その名前が誰も思い出せない、という謎から物語が始まります。

登場人物それぞれの悩みや思いが描かれていて、同じ高校生として共感しながら読み進められます。

  • 長編ミステリー
  • 講談社文庫(上下巻)
  • 高校生が主人公

03|風が強く吹いている(三浦しをん)|部活に打ち込む子に

三浦しをんさんの、箱根駅伝を目指す大学生たちを描いた青春小説です。

古いアパートに住む10人の大学生が、陸上経験の少ないメンバーも含めて、箱根駅伝への出場を目指します。

仲間と同じ目標に向かう気持ちや、走ることの苦しさと楽しさがまっすぐに描かれていて、部活に打ち込んでいる子の心に響きます。

  • 青春・スポーツ小説
  • 新潮文庫
  • 箱根駅伝が舞台

04|金の角持つ子どもたち(藤岡陽子)|受験を控えた子と親に

藤岡陽子さんの、中学受験に挑む男の子と家族の物語です。

小学6年生の男の子が、続けてきたサッカーをやめて、難関中学の受験に挑むことを決めます。本人だけでなく、支える家族や塾の先生の思いも描かれています。

受験を経験した中学生や、これから受験を控えた子どもと、親が一緒に読むのもおすすめです。

  • 家族・受験の物語
  • 集英社文庫
  • 小学6年生が主人公

05|図書館戦争(有川浩)|シリーズで長く楽しみたい子に

有川浩さんの、本を読む自由を守るために戦う人たちを描いた小説です。

本や表現への取り締まりが厳しくなった世界で、図書館が本を守るために作った組織「図書隊」に入った女性が主人公です。

アクションも恋愛もあり、シリーズとして続きが出ているので、1冊気に入ったら次々と読み進められます。

  • シリーズ第1作
  • 角川文庫
  • アクション・恋愛

06|舟を編む(三浦しをん)|言葉に興味がある子に

三浦しをんさんの、出版社で新しい辞書を作る人たちを描いた小説です。

辞書づくりに長い年月をかけて向き合う編集部の人たちの姿を通して、言葉の面白さや、ひとつのことに打ち込む大切さが伝わってきます。

国語が好きな子や、将来の仕事について考え始めた子におすすめです。2012年の本屋大賞を受賞した作品です。

  • お仕事小説
  • 光文社文庫
  • 2012年本屋大賞

6冊を比較

本 ジャンル 読みやすさ こんな子に
逆ソクラテス 短編集 1話ずつ読める 読書が苦手
冷たい校舎の時は止まる ミステリー 上下巻の長編 謎解きが好き
風が強く吹いている スポーツ・青春 1冊の長編 部活に打ち込んでいる
金の角持つ子どもたち 家族・受験 1冊の長編 受験を控えている
図書館戦争 アクション・恋愛 シリーズもの 続けて読みたい
舟を編む お仕事小説 1冊の長編 言葉や仕事に興味がある

よくある質問

本を読まない子にどうやってすすめればいいですか?

「読みなさい」と渡すより、親が読んで面白かった話をしたり、リビングに置いておいたりするほうが、自分から手に取りやすくなります。短編集から始めるのもおすすめです。

中学生にも難しくないですか?

今回選んだ本は、中学生から楽しめる作品を中心にしています。長編が不安な場合は、短編集の『逆ソクラテス』から読むと入りやすいです。

電子書籍でも大丈夫ですか?

スマホやタブレットで読める電子書籍も便利です。ただ、紙の本のほうがほかの通知に気を取られず、物語に集中しやすいという人もいます。

まとめ

中高生の子どもに本を好きになってほしいなら、同じ年代の主人公や、好きなことにつながるジャンルの小説がおすすめです。読書の入口なら『逆ソクラテス』、ミステリーなら『冷たい校舎の時は止まる』、部活なら『風が強く吹いている』、受験なら『金の角持つ子どもたち』、シリーズなら『図書館戦争』、言葉や仕事なら『舟を編む』。子どもの好きなことを思い浮かべながら選んでみてください。

関連記事

合わせて読みたい