ARTICLE / 読書・ホビー
食べもの絵本おすすめ3冊|TikTokで紹介されたラーメン・カレー・おにぎりのお話
公開日:2026.10.17 更新日:2026.10.17

本記事はアフィリエイト広告を利用しています。
今日読む絵本は、いつものごはんから選んでみたい。ラーメンを見つけると目を輝かせる子、カレーの日を楽しみにしている子。身近な「好き」が入口なら、読み終えた後にも話したいことが残りそうだ。
今回取り上げるのは、絵本を紹介するTikTokerのehonrin(@ehonrin)が同じ投稿で紹介した食べもの絵本。空想をふくらませるラーメン、作る途中も楽しいカレー、お店の開店を待つおにぎり。同じ食のテーマでも、お話の味わいはそれぞれ違う。
献立を覚えさせるために読む必要はない。絵に見入ったり、好きな具を指さしたり、気に入った場面へ戻ったり。ごはんの話をきっかけに、親子で同じページを眺める時間を作りたい人に向く選び方だ。
『ラーメンがすきすぎて』|大好物から、空想がどこまでも広がる
元の投稿では、ラーメンが大好きな男の子と一緒に、いろいろなラーメンを想像する絵本として紹介されている。作はサトシン、絵は田中六大。食べものをおいしそうに見せるだけでなく、「好きすぎる気持ち」そのものがお話の勢いになっている。
出版社の紹介によると、主人公は朝からラーメンを食べたくなり、ダジャレや将来の夢にまでラーメンが登場する。大好物が頭から離れない気持ちを、まじめな説明ではなくユーモアとして楽しめるところが魅力だ。好きなものの話なら止まらない子と、気楽にページを開きたくなる。
読み聞かせの後は「どんなラーメンを考えてみたい?」と、親も空想の仲間に入ってみるのもいい。正解を決めず、思いついた具や器の話をするだけでも、この本の楽しさを日常へ持ち帰れる。食べることと、お話を作ることをつなぐ一冊として選びたい。
買う前に確認
作:サトシン/絵:田中六大/出版社:Gakken/掲載カードは紙の書籍。
『カレーライスだいすき』|出来上がるまでの音も、ごちそうになる
TikTokの紹介では、リアルな絵とともにカレーライスの作り方を楽しめる点が挙げられている。文は苅田澄子、絵はいわさきまゆこ。料理が完成するまでを描く絵本なので、お皿に盛られたカレーが好きな子にも、その前の台所が気になる子にも手渡しやすい。
金の星社の内容紹介で特徴になっているのは、調理の様子を伝える音の言葉。野菜を切る場面や鍋の場面を、声に出して味わえる。絵をじっと見る読み方と、音を楽しむ読み方が同じページにあるので、親の読み方を難しく考えすぎずに始められる。
夕食がカレーの日に本を開くなら、「今日は何が入っているかな」と食卓へ話題をつなげてもよさそうだ。すぐに料理へ参加しなくても、材料が料理になる流れに目を向けるきっかけになる。親が準備している時間を、子どもと共有するお話として楽しみたい。
買う前に確認
文:苅田澄子/絵:いわさきまゆこ/出版社:金の星社/掲載カードは紙の書籍。
『まほうのわくわくおにぎり』|開店前のお店に、かわいい想像を重ねる
投稿で色とりどりのおにぎりが紹介されていたのが、まいのおやつによる『まほうのわくわくおにぎり』。KADOKAWAの紹介では、まほうのおにぎり屋さんが舞台になっている。身近なおにぎりが、お話の世界ではどんな姿になるのか。表紙からその楽しみを想像したくなる。
お店の開店前、具材たちの声が聞こえてくるという設定も、この本を選びたくなる理由。食べものを名前で覚えるだけでなく、相手に気持ちを重ねながらお話を追える。かわいい絵柄の食べもの絵本や、お店を舞台にしたお話が好きな親子に合いそうだ。
読み終えたら、家のおにぎりに名前を付けてみたり、好きな具の話をしたりする楽しみ方もある。作品の中の魔法をそのまま再現しなくても、いつものごはんを見る目が少し変われば十分だ。掲載しているカードは電子版なので、端末で絵本を読む家庭にも選択肢になる。
買う前に確認
作:まいのおやつ/出版社:KADOKAWA/掲載カードはKindle電子版。紙の絵本を選ぶ場合は販売ページで版を切り替える。
同じ食べもの絵本でも、「今日はどう楽しみたいか」で選ぶ
子どもの好きな料理だけで決めてもいいが、お話の楽しみ方から選ぶと、読み聞かせの時間にも変化を付けられる。好きなものを自由に話したい日はラーメン、台所の流れを一緒にたどりたい日はカレー、かわいいお店の世界に入りたい日はおにぎりという選び分けだ。
| 絵本 | 楽しみの中心 | 読み終えた後の会話 |
|---|---|---|
| ラーメンがすきすぎて | 大好物から広がるユーモアと空想 | 考えてみたいラーメンの話 |
| カレーライスだいすき | 料理が出来上がるまでの音と絵 | 今日のカレーに入っているもの |
| まほうのわくわくおにぎり | おにぎり屋さんの物語とかわいい絵 | 好きな具や、お店の名前の話 |
続けて読むなら、現実の料理の流れがあるカレーから、自由な空想のラーメンへ移るのも面白い。逆に、気になる表紙を子どもに選んでもらえば、その日の関心が見えてくる。親が予定した順番より、本人が戻りたくなったページを優先するくらいの気軽さでいい。
紙の本を並べて表紙から選ぶ時間が好きなら、掲載カードの版も合わせて見ておこう。今回のおにぎりのカードは電子版なので、家族で使う端末を横にして眺める楽しみ方になる。お話の好みと、家で読みやすい形の両方が合うと、絵本に手を伸ばす時間も作りやすい。
選ぶときに意識したいのは、文章の量だけで読み方を決めつけないこと。最初は全部を読み切らず、絵について話すだけの日があってもいいし、同じ本を何度も選ぶ日があってもいい。「最後まで聞けたか」をゴールにせず、好きな場面を共有できたかで考えると、手に取る一冊が自然に決まってくる。
読み聞かせの後まで、食べものの話を楽しもう
食べもの絵本のいいところは、本を閉じた後にも入口が残ることだ。食卓や台所で似たものを見つけたときに、さっきのページを思い出せる。新しい質問をいくつも用意するより、「この料理、本にも出てきたね」と声をかけるだけで、お話と暮らしがつながる。
空想のラーメンに笑うか、カレーの出来上がりを待つか、おにぎり屋さんをのぞくか。いつもの「好き」を、お話を一緒に楽しむ時間へ。今の子どもが指さしたくなる表紙から、食べもの絵本を選んでみたい。