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集めた札が勝負を変える。TikTokで見つけたカードゲーム3選
公開日:2026.10.10 更新日:2026.10.10

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取ったカードが、次の勝負の手札になる。そんな一ひねりがあると、いつものカード勝負がぐっと面白くなる。TikTokのせと【ボードゲーム紹介】さんによる家族・友達向け10作の画像投稿から、カードの使い方に個性がある3作を選んだ。集めた札をどう使うか、どこで勝負をかけるか。次のゲーム会に持っていく一箱を見つけよう。
クナールは、育てた戦力を手放す瞬間が悩ましい
同じ色のヴァイキングを自分の前に重ねるほど、得られる資材が増えていく。クナールの魅力は、カードを出すたびに自分の一団が頼もしくなることだ。ただし、目的地へ探索に出るには、指定された船員を手放さなければならない。まだ稼いでもらうか、今こそ旅立たせるか。育てたカードを使うタイミングが、次の展開を決める。
一手ずつ自分の作戦を組み立てる遊びが好きなら、クナールを候補にしたい。2〜4人用、約30分、10歳以上。日本語版にはボードやトークンも含まれるので、手元のカードと中央の場を広げられるテーブルで遊ぼう。
手番で選ぶ主な行動は、船員を増やす「徴兵」と、目的地を手に入れる「探索」の二つ。選択肢の名前はシンプルでも、その先に得られるものが違う。船員を残せば同じ色の働きを強められ、目的地を得れば交易による資材獲得につながる。目の前の利益と、その後に役立つ仕組みを見比べるのが面白い。
さらに、新しい手札を補充する場所は、今出したカードの色に対応している。欲しい色を集めるには、何を出すかから考える必要がある。目当てのカードを取り、そのカードが次の一手を支える。このつながりを自分で作りたい人に合う一作だ。
フィッシェンは、勝てなかった次の回が気になる
フィッシェンでは、みんなが1枚ずつ出したカードの勝負に勝つと、場のカードを獲得する。そのカードが得点になり、次のラウンドの手札のもとにもなる。ここからが独特で、手札が足りない人は中央の山札から補充できる。そこには、最初の手札より数字の大きいカードや切り札が待っている。
今の得点を取りにいくか、次の手札に期待するか。ラウンドをまたいで勝負の流れを読みたいなら、この仕掛けが刺さる。3〜5人用、約40分、8歳以上。3人以上がそろう日の一箱に選びたい。
基本となるのは、最初に出たカードと同じ色を持っていれば、その色を出すルール。一巡の勝負を積み重ねる「トリックテイキング」に、次の手札を変える要素が加わっている。勝った札の顔ぶれが次の回に影響するから、目先の勝敗を見て終わりにはできない。
全8ラウンドを通して、手札と戦い方が変化する。序盤に思うように取れなくても、補充したカードから次の攻め方を考えられるのが魅力だ。トランプのような札の読み合いが好きで、もう少し長い流れの駆け引きを味わいたい人に向いている。手札が変わっていく過程ごと楽しみたい。
ゾンビパエリアは、その食材を取りにいく一戦が熱い
パエリアの食材を5つ集めれば勝利。ゾンビパエリアでは、限られた9つの食材をめぐり、相手に戦闘を仕掛ける。狙った食材を手に入れるため、攻撃側と防御側がカードを出して数字を比べるのだ。さらにゾンビの能力や特殊カードが絡み、強い数字だけでは決着を読み切れない。
相手の動きにその場で反応し、攻めたり守ったりする対戦が好きなら、この一箱。2〜5人用、約25分、10歳以上。ほかの人の食材を取りにいく遊びなので、直接やり合う勝負を楽しみたいメンバーに合う。
5つ集めるという目標が見えるぶん、誰のどの食材を狙うかが一戦の理由になる。自分の手札だけを見て進めるのではなく、相手の前にある食材にも視線が向く。特殊カードで状況が変わるため、勝てそうな攻撃にも判断が必要だ。
クナールのように手元の仕組みを育てる時間より、相手とカードをぶつける場面を増やしたいときに選びたい。約25分の食材争奪戦は、友達同士で遠慮なく攻防を楽しむ一戦に収まりがいい。ゾンビが料理のために争うという題材も、箱を開ける前から遊びの雰囲気を伝えてくれる。
ゲーム会の人数と、好きな勝負の形で一箱を決める
3〜4人がそろうなら、今回の3作はすべて候補になる。2人の日はクナールかゾンビパエリア、5人の日はフィッシェンかゾンビパエリアから選べる。
次に考えたいのは、どの瞬間を楽しみに箱を開けるかだ。自分の場が育つ手応えを求めるか、何ラウンドも先まで札の流れを追うか、目の前の相手との一戦に集中するか。好みが決まったら、該当する商品のカードへ進もう。