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入園・入学の絵本おすすめ4冊|TikTok紹介の保育園・幼稚園・はじめての学校
公開日:2026.10.17 更新日:2026.10.17

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保育園や幼稚園、学校へ通い始める前は、楽しみなことと気になることが混ざりやすい。先生はどんな人だろう、家族と離れてどう過ごすのだろう。そんな話をしたいとき、登場人物も初めての場所へ向かう絵本が、親子の会話のきっかけになる。
絵本を紹介するTikTokerのehonrin(@ehonrin)の動画から、入園・入学を描くおすすめ4冊を紹介する。行く場所と主人公の気持ち、絵や言葉の雰囲気を比べて、今の子どもと読んでみたいお話を選ぼう。
カラーモンスター がっこうへいく|学校って何だろう
初めて学校へ行く日、カラーモンスターは少し不安。そもそも学校がどんなところなのかを知らないところから、お話が始まる。永岡書店の作品紹介では、楽しいことや新しい友達が待つ学校を、冒険のような場所として描く絵本と案内されている。
アナ・レナス作、おおともたけし訳。緑のモンスターが大きく描かれた表紙で、学校という場所へ踏み出す主人公を追える。子ども自身に行きたいかどうかを尋ねる前に、モンスターはどう思っているのだろう、と登場人物の話から始めてみる読み方もできる。
出版社は、保育園や幼稚園、こども園、小学校に通い始める子へ向けた本と紹介している。学校という言葉を使いながら、新しい場所へ通い始める幅広い場面で選べる一冊だ。知らない場所を前にしたどきどきと、その先にある楽しみを読みたい人へ向く。
買う前に確認
掲載カードは『がっこうへいく』。同シリーズのとびだす絵本とは異なり、この本にポップアップのしかけは付かない。
きょうから ほいくえん|わにくんとお迎えまでを過ごす
エヴァ・モンタナーリ作、石津ちひろ訳の、保育園に通い始めるわにくんのお話。国立情報学研究所の書誌で作者と日本語版を確認できる。書店に掲載された出版社紹介文は、お母さんと離れたくないわにくんと、お迎えまでの時間を描く本と紹介している。
知らない場所そのものより、家族と離れて過ごすことが気になる子と読みたい一冊。声に出して読みながら、わにくんの保育園での様子を追える。最初から最後まで説明を加えるより、絵と声の調子も楽しみたい。
横長の表紙には、わにくんのそばに動物たちや絵本が描かれている。保育園を舞台にした物語を探している人、日々のお迎えや園での時間について話したい人に選びたい。わにくんの気持ちを話してから、子どもの楽しみや気になることへ会話をつなぐ方法もある。
買う前に確認
掲載カードは岩崎書店の『きょうから ほいくえん』。同じ入園の題材でも、幼稚園の本とは舞台が異なる。
えらいこっちゃのようちえん|家と違うことをユーモラスに
幼稚園へ入ると、家で過ごすときと違うことがある。かさいまりの文と、ゆーちみえこの絵によるこの作品は、そんな違いに戸惑う主人公のお話。アリス館の作品紹介では、主人公が「えらいこっちゃ」と言いながら、ユーモラスに乗り越えていくと案内されている。
知らない場所を冒険として描くカラーモンスターに対し、こちらは家と園の違いが物語の中心になる。幼稚園で出会う出来事を主人公と追いながら、驚いた顔や動きを眺めてみたい。表紙にも、制服姿の子と園で使う道具がにぎやかに描かれている。
タイトルの言葉を繰り返して読めるところも、声に出して楽しむきっかけになる。幼稚園を具体的な舞台にした、明るい調子のお話を選びたい人へ向く。子どもと一緒に笑ったところや、気になった絵があれば、そこで少し立ち止まって話してみてもよい。
買う前に確認
掲載カードは『ようちえん』の作品。『えらいこっちゃのいちねんせい』とは別のお話。
はじめてのがっこう|こぐまとお母さんの朝の会話
初めて学校へ行く朝、こぐまは起きてこない。忘れ物をして先生に叱られる夢を見て、学校へ行きたくないと話す。パイインターナショナルの作品紹介によると、お母さんが学校での楽しいことを優しく語りかける物語だ。
作・絵はフルール・ウリー、訳は石津ちひろ。先生や忘れ物のことなど、こぐまの気になることが具体的に出てくるので、同じような心配がある子と読むときの話題になる。自分の気持ちをすぐに言葉にする代わりに、こぐまの話として一緒に読める。
表紙は、緑の木の下でくまの親子が一緒にいる場面。園や学校の中へ入る出来事だけでなく、行く前の家族とのやり取りを読みたい人に向く。子どもの側だけでなく、送り出す大人がどんな言葉をかけるかに注目して読む楽しみもある。
買う前に確認
掲載カードはフルール・ウリー作の『はじめてのがっこう』。同名に近い別シリーズでは、作者名まで合わせたい。
表紙の雰囲気も読みたい一冊の手がかりに
カラーモンスターの表紙は緑の主人公と大きな学校の文字が中心で、幼稚園の本は黄色の背景に人や道具がにぎやかに並ぶ。くまの親子を描く表紙は、木々の緑と親子の姿が大きく見える。同じ新生活の題材でも、絵の色や登場人物の見せ方が異なる。子どもが手に取りたい表紙を選び、その主人公のお話から読み始めるのもよい。
行く場所と主人公のどきどきから選ぶ
| 作品 | 中心になる気持ちや場面 |
|---|---|
| カラーモンスター がっこうへいく | 学校がどんな場所なのか知らない、初めての冒険 |
| きょうから ほいくえん | お母さんと離れて、園でお迎えまで過ごす時間 |
| えらいこっちゃのようちえん | 家との違いに戸惑いながら過ごす幼稚園 |
| はじめてのがっこう | 学校へ行く朝の心配と、お母さんとの会話 |
保育園が舞台の本か、幼稚園の本か、学校へ向かう朝の本か。まず通う場所と近い場面を選ぶと、普段の会話につなげやすい。違う舞台の絵本なら、自分が通う場所とはどこが似ているのかを比べる楽しみも生まれる。
読み終えたあとに、楽しかった場面や気になった登場人物を聞いてみよう。話したいことが出てきたら、その話をゆっくり続けてもよいし、同じページをもう一度見てもよい。親が用意した答えを探すより、その日に子どもが注目した絵や言葉を、一緒に楽しむ時間にしたい。
気になる一冊があれば、カードで正式な作品名と作者、販売先の形式を見て選びたい。新しい生活を始める前にも、通い始めてからの日々にも、登場人物の朝や園の時間をのぞく読書を取り入れてみよう。