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ARTICLE / 読書・ホビー

はたらく車の絵本おすすめ4冊|TikTokで紹介された出動・ごみ収集のお話

公開日:2026.10.17 更新日:2026.10.17カテゴリー:読書・ホビー目的別:学びたい

はたらく車の絵本の表紙が大きく並ぶ、昼の親子の読書スペース。出動やごみ収集の物語を選ぶ明るいイメージ。

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道でごみ収集車やトラックを見かけると、足を止めてじっと見つめる。そんな車好きの子と絵本を選ぶなら、車種の多さだけでなく、ページの中で何が起こるかにも注目してみたい。仲間と仕事をするお話、性格の違う車の掛け合い、次に登場する車を考える楽しさ。同じ「はたらく車」でも、読みたい気分は少しずつ違う。

絵本を紹介するTikTokerのehonrin(@ehonrin)の投稿には、ごみ収集車やトラックが登場する作品が並ぶ。今回は掲載された4冊を、出版社の内容紹介と合わせて見ていこう。車を眺めるのが好きなのか、お話を聞きたいのか、一緒に答えを考えたいのか。親子で過ごす時間から、気になる一冊を選べる組み合わせだ。

出典:TikTokの元投稿を見る

『はたらくくるまたちとごみしゅうしゅうしゃ』|仲間の仕事を追いかけたい

シェリー・ダスキー・リンカーが文、AG・フォードが絵、福本友美子が訳を手掛ける作品。「おやすみ、はたらくくるまたち」シリーズの一冊だ。ごみ収集車が好きな子はもちろん、いろいろな車が同じ仕事へ向かう場面を楽しみたいときにも候補になる。

出版社の内容紹介によると、働く車たちがやってきたのは、がらくたが多くて作業を進めにくい古びた街。そこへごみ収集車たちが助けに来る。大きな車が走る姿に加え、困ったところへ別の得意な車が加わる展開に目を向けて読めるお話だ。

読み聞かせでは、先に車の名前を全部説明するより、どの車がどんな仕事をしているかを一緒に探してみたい。表紙に描かれた車を指さしてから開くと、好きな車を待ちながら物語を追う楽しみも生まれる。街で見かけるごみ収集の場面を思い出しながら読むのもよさそうだ。

買う前に確認
文:シェリー・ダスキー・リンカー/絵:AG・フォード/訳:福本友美子。ひさかたチャイルド刊。シリーズの中でも、ごみ収集車が登場する本を選ぶ。

『ちっちゃなトラックレッドくんとブラックくん』|車同士の掛け合いを楽しみたい

みやにしたつやが作・絵を手掛ける、トラックたちのお話。赤いレッドくんと黒いブラックくんが一緒に荷物を運ぶことになる。車を仕事の種類で見分ける絵本とは違い、表情や性格の違いを楽しみながら読み進めたい一冊だ。

出版社のあらすじでは、レッドくんの言葉に素直に応じないブラックくんの様子や、道中で山火事に出会う出来事が紹介されている。口で言うことと行動の関係が気になり、ブラックくんがどこへ向かうのかを追いたくなる。荷物を運ぶ道のりが、そのまま二台のやり取りを味わう時間になる。

声を大きく演じ分けなくても、表情を指さしながら「今、どんな顔かな」と間を置くだけで会話を添えられる。すぐに性格の良し悪しを決めるより、ページを進めながら様子を見たい。車の姿だけでなく、登場人物らしい動きや掛け合いが好きな子へ選びやすい。

買う前に確認
作・絵:みやにしたつや。ひさかたチャイルド刊。「レッドくん」シリーズの別のお話と混同せず、ブラックくんが登場する表紙を目印に。

『はたらくくるま しゅつどうします!』|困りごとと車の組み合わせを楽しみたい

鈴木まもるが文・絵を手掛ける作品。文溪堂の提供書誌では、困っているお客さんを助けるために「ぼく」がさまざまな車で出動するお話として紹介されている。車がただ並ぶのではなく、目の前の出来事に合う車が登場するところが選ぶポイントになる。

木から降りられなくなった子ネコには高所作業車、焼き芋を焼いたあとのたき火には消防車。何をしている車なのかを、お話の状況と一緒に見ていける。家のおもちゃでも出動ごっこを楽しんでいるなら、絵本の中で車を動かす「ぼく」の存在が気になるかもしれない。

「次はどの車かな」と考えながら読むのも、まずはお話を最後まで聞くのもいい。答えを急がせず、子どもが車を指さしたときに、その場面を少し長く眺めてみたい。読み終わったあとに手元の車のおもちゃを選びたくなるような、遊びのきっかけとしても想像しやすい内容だ。

買う前に確認
文・絵:鈴木まもる。文溪堂刊。困っている相手と、その場面に出動する車を楽しむお話。

『どんな くるまに のるでしょう?』|親子で答えを考えながら読みたい

こちらも鈴木まもるの作品で、小峰書店から刊行されている。出版社は、暮らしの中で出会う車をクイズ形式で紹介する絵本と案内している。同じ作家でも、出動のお話を追う前の一冊とは、読み進めるときの楽しみ方が異なる。

消防車、バス、救急車、パトカー、ごみ収集車、ダンプカー、ショベルカー、高所作業車などが、働く人たちとともに描かれる。車体の形だけを見比べるのでなく、誰が乗っているのかへ関心を広げて読めるところが魅力だ。街で知っている車が登場したときにも会話を添えやすい。

クイズは正解を増やすための課題にせず、思いついた車を言い合うつもりで楽しみたい。まだ名前を言葉にしない子なら、気になる車を指で示すだけでも十分。読み慣れて答えを覚えたあとも、絵の中の働く人や車の形へ目を向けると、眺める場所を変えながら開ける。

買う前に確認
作:鈴木まもる。小峰書店刊。「どんな車に乗るか」をクイズ形式で楽しむ絵本。

物語・掛け合い・クイズ。どの楽しみから選ぶ?

同じ車好きでも、今は絵をじっと眺めたい日と、声を出して答えたい日がある。最初から読む順番を決め込まず、どの表紙を手に取るかを見て選んでみたい。大人が好きな車と子どもが気になる車が違うなら、その違いを話すところから始められる。

絵本 選ぶ入口 一緒に楽しむこと
はたらくくるまたちとごみしゅうしゅうしゃ ごみ収集車と仲間の仕事 どの車が助けに来るかを追う
ちっちゃなトラックレッドくんとブラックくん 性格の違うトラック 表情や掛け合いを見る
はたらくくるま しゅつどうします! 困りごとに合う車 次の出動を楽しむ
どんな くるまに のるでしょう? 街の車と働く人 クイズの答えを一緒に考える

ごみ収集車をもっと眺めたいなら最初のお話、登場人物のやり取りを聞きたいならレッドくんとブラックくん。車を使って助ける場面に惹かれるなら出動のお話、親子で言葉を交わしながら読みたいならクイズ形式が候補になる。紹介の順番を、おすすめの順位と考える必要はない。

いつもの散歩と、絵本の時間をつなげる

絵本を開く前に、道で見かけた車を思い出してみる。「今日はごみ収集車がいたね」とひと言添えるだけでも、表紙を選ぶ手掛かりになる。読んだあとに同じ車を見つけたら、今度は絵本のどの場面を思い出すのかを聞いてみたい。知識を試すより、一緒に眺めた時間を会話へ戻す感覚だ。

全冊を揃えて順番に読む必要はない。今いちばん気になっている車や、親子で楽しみたい読み方に合うものから選べばいい。車が好きという気持ちを入口に、仕事の違い、仲間とのやり取り、次を考える楽しさへ。いつもの読書時間に、少し違うはたらく車のお話を迎えてみよう。

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